2007.12.08 2007 IAU トレイルワールドチャレンジ(50マイル)レポート 概要 レポート 結果
12月6日 選手出発

日本代表チームの3選手(櫻井選手、能勢選手、小澤選手)、IAU小林理事は、6日の飛行機で米国テキサス州ヒューストンへ向けて旅立ちました。

(日清ファルマ ウィグライショップ)

12月7日 現地着

日本選手団は、乗り換えも含めて17ー18時間ほどの長旅を経て、地時間の6日夜に全員が無事にヒューストン入りしました。
明日7日にはコース下見(自主的)、受付、コーチミーティング、前夜パーティーがあります。

気になる天候ですが、アメリカでは広範囲で荒天になっているようですが、南部のテキサスはさほどの影響はないようです。ただ、雷雨の予報は常に出ています。
気温は、朝晩は12℃くらいまで下がることもあるものの、日中は25℃くらいになるかもしれないようです。

(日清ファルマ ウィグライショップ)

12月7日 大会前日

今朝は、先ずホテルで朝食。



左から能勢選手、櫻井選手、小澤選手、小林理事(IAU)

その後、車で1時間弱かけて会場まで行き、コースの下見を行いました。
コースは1周約20kmのコースを4周します。その1周の半分程度を試走しましたが、トレールの様子がわかり、選手も走りのイメージができたようです。



試走する3選手。先頭から順に小澤選手、桜井選手、能勢選手。

気温は、朝方は15℃程度でしたが、日中は25℃近くにまで上がり、軽い試走でも汗だくになりました。
レース当日はさらに気温が上がる予報になっており、水分塩分補給が鍵を握るような状況になりそうです。

ホテルへ戻る途中に昼食とおみやげの買い物などを済ませ、夕方からのパスタパーティーとゲストの講演、競技説明などの会に参加しました。

今年のゲストは、中長距離走競技のトレーニング方法として広く採用され支持されている”リディアード法”のアーサー=リディアード氏の指導の下で、最もその方法の成果を如実に体現した中距離選手として知られるニュージーランドのピーター=スネル氏の講演を拝聴しました。
スネル氏は、ローマ五輪と東京五輪にて800mと1500mで圧倒的なラストスパート力を武器に計3個の金メダルを獲得し、当時の1マイルの世界記録を打ち立てた選手として知られています。また、そのスネル氏の紹介をするために壇上に立ったのは、かつて大阪国際女子マラソンで優勝経験もあるロレン=モラーさんであり、ニュージーランドの中長距離ランナー達の懐かしい顔に会えました。

(日清ファルマ ウィグライショップ)

12月8日 大会当日
レース会場ハンツビル州立公園内のラヴェン湖 レース前の3選手

レース当日は12月中旬とは思えない例外的な暑さ。 スタートの7時からすでに20度を超え、昼過ぎには26,7度にあがった。

50マイル(80キロ)レースのスタート直後
26度に上る暑さの中、上半身裸のランナーも多い
激走する櫻井教美選手
能勢結希選手
小澤真理子選手

ほとんどの選手は汗みどろになって走る状態であった。路面はところどころ、敷きつめられた落ち葉や、その下を這う木の根などに足を取られて、転倒するランナーも多く見られた。 櫻井選手や能勢選手の足も転倒して、膝に傷を残し、その過酷さを物語っていた。

櫻井教美選手が見事に優勝
(左上のタイム表示は50キロレースのもの)
能勢結希選手のゴール

優勝した櫻井選手は「こんな苦しい大会は初めてでした。なんで私はこんなことをしているんだろう、何回もリタイヤしようと思いました」、と語った。 小澤選手も同様にその辛さを述べたが、能勢選手は「気持ちよく走ることが出来ました」、と対照的なコメント。

大会はホスピタリティあふれる、暖かい雰囲気に包まれていた。 主催者、スタッフがランナーを声をからして応援する。スタート、ゴールの折り返し地点では、アップテンポなウェスタン・ポピュラーがレース中途切れることなく、大音響で流れランナーを鼓舞する。

エイドステーションには、水、スポーツドリンク、コーラ、キャンディ、クッキー、パワーバー、フルーツ、ポテトチップ、ワセリン、バンド・エイドと、実に豊富に置かれている。

参加賞もプレミアム・バッグ、キャップ、ポロシャツ、雨合羽、ノートブック、爪きり(!)までもついている。さらに完走者には、大会記念の毛布(!)やジャンパー、と主催者のサービスの心意気がよく伝わってきた。

エイドステーションに置かれたスナック類 完走賞の大会記念毛布

大会結果はこちら